2020.05.20
合同会社EMIトレーディング （福岡県春日市、大屋良介代表）は5月8日、貼るだけでシートに接触したウイルスが不活化される「ドアノブ・手すりに貼るだけ抗ウイルスシート」の販売を開始した。

同商品は、不特定多数が触るドアノブや手すりに付着する細菌やウィルスからの接触感染リスクを軽減するというもの。
抗ウイルスシートは柔軟性のある不織布に漆喰（しっくい）の塗料を塗布、主成分の消石灰が強アルカリ性（pH11以上）のため、ウイルスが接触すると、ウイルスの感染力を不活化させる高い抗ウイルス性を有しているという。

こうした効果は、ナノサイズのウイルスが消石灰の微細孔に吸着されて無害化されると考えられているため。
大阪大学微生物病研究所の抗ウイルス検査により、鳥インフルエンザH5N1ウイルスが15分で99.9%不活化されたことが証明されているほか、長崎大学熱帯医学研究所の抗ウイルス検査でも、インフルエンザウイルスH3N2香港型（IFV)にも効果があったと証明されているという。

「ドアノブ・手すりに貼るだけ抗ウイルスシート」の参考小売価格は1,480円。
パッケージのサイズは100×200mm、3枚入り、パッケージの重さは30g。

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ドアノブ・手すりに貼るだけ抗ウイルスシート