【ニュース】 INDETAILと電縁、宿泊施設向け多言語対応スマートチェックインサービス「maneKEY」を展開、AIによる顔認証技術を導入 北海道札幌市

2020.05.12
先進技術による新規事業創出を手掛ける株式会社INDETAIL(札幌市中央区、坪井大輔代表)とシステムコンサルティングサービスなどを手掛ける株式会社電縁(東京都品川区、加藤俊男社長)は、多言語に対応し、宿泊施設のチェックインをスタッフ応対に頼らず円滑に実施するためのスマートチェックインサービス「maneKEY(マネキー)」を共同事業として開始する。

同サービスは、直感的な操作性に優れたタブレットと、AIを駆使した顔認証技術による本人認証を導入することで、従来は人が行っていた宿泊施設のカウンター業務をIoTが担うというもの。
宿泊客にスムーズなチェックイン体験を提供するとともに、無人化により宿泊施設の業務省力化も図る。
また、スマートロックとの連携により、鍵の受渡しも作業レス化し、遠隔でのシステムチェックも可能にするという。

なお同サービスの開発は、中小企業等経営強化法に基づく異分野連携新事業分野開拓計画「新連携」に認定されている(2018年6月8日)。

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同サービスのうち「予約」機能では、事前登録(宿泊台帳に必要な情報を宿泊客が施設到着前にスマホやPCで登録)、予約完了時に宿泊客へ送信するウェルカムメッセージの自動生成・自動翻訳、チェックイン用QRコード発行などの機能を搭載。

「チェックイン」機能では、QRコードでの簡単チェックイン(宿泊客が予約情報を確認)、AIによるパスポート自動読み取り・本人認証、本人確認用の顔写真自動撮影が可能となる。

「チェックアウト」機能では、QRコードでの簡単チェックアウトが可能になるという。

両社はまず、年間チェックイン回数12万回を目指し、導入施設数の増加に取り組む。
平行して、シナジーを期待できる周辺サービスを企画・開発・リリースしていくことも検討するという。