2020.04.23
神戸市は、新型コロナウイルスの影響により勤め先から雇止めになった人や、30代半ば～40代半ばの就職氷河期世代を対象に、SNSとAIを活用したキャリア支援を新たに実施、4月22日より委託事業者の募集を開始した。

同市では、テクノロジーを社会に実装することで、市民生活の更なる向上を目指した取り組みを進めており、今回の同取り組みもその一環。
なお同事業は、内閣府の地域就職氷河期世代支援加速化交付金の第1次交付対象決定事業となっている。

事業の内容は、就職や転職が難しい状況の人に向け、家に居ながらや働きながらでも正規雇用やキャリアアップに向けた活動が行えるよう、24時間提供可能なキャリア支援環境の構築を目指すというもの。
SNSやAIを活用したオンライン上のキャリア支援プラットフォームを開発するとともに、当該プラットフォームを活用し、キャリア相談・研修支援・マッチング支援等、オンラインでのキャリアコンサルティングを提供する。

業務は、就職・転職意向の調査および企業側のニーズ調査と、
SNSとAIを活用したキャリア支援プラットフォーム構築・運用の2つで、片方もしくは両方への応募が可能。
公募要領の公表は4月22日、提案提出期限は5月29日15時（持参又は郵送必着）、事業者プレゼンは6月上旬（予定、書類審査のうえ実施）、事業者選定及び契約締結は6月上旬（予定）、実態調査とサービス開発は6月～9月末、サービス開始は10月～（予定）。