【ニュース】 JR西日本とファーストキャビン、合弁会社を解散、キャビンスタイルの簡易宿所を閉鎖 大阪府大阪市
2020.04.17
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)と株式会社ファーストキャビン(東京都千代田区、岸田登社長)は、キャビンスタイルの簡易宿所を展開する合弁会社「株式会社JR西日本ファーストキャビン(東京都千代田区、荻野雅弘社長)」の店舗を閉鎖、同合弁会社を解散する。
同合弁会社が運営する店舗のうち、「あべの荘店」は2020年4月5日に営業を終了、「京都梅小路店」は2020年3月末日に営業を終了しており、「和歌山駅店」についてはリブランド後の運営継続を予定しているという。
同合弁会社は、宿泊ニーズの増大や多様化を受け、ホテルの多業態展開を加速したいJR西日本と、出店スピードを加速させたいファーストキャビンとで両社の考えが一致し、2017年2月に設立。
しかし、設立以降のビジネスホテル供給増による宿泊単価低下を主要因とし、計画未達が継続しており、運営効率化等の経営改善努力を行ってきたが、今後の事業継続が厳しい状況であるという判断から、店舗の閉鎖・同合弁会社の解散に至ったとしている。