【ニュース】 熊本製粉、合志市産のスーパーフード「アマランサスローストパウダー」を数量限定発売、料理に混ぜるだけで豊富な栄養素を手軽に摂取 熊本県合志市

2020..04.13
熊本製粉株式会社(熊本市西区、宮本貫治社長)は、世界宇宙飛行の日である2020年4月12日、「未来の食物」と考えられている国産アマランサスを使用した焙煎粉「アマランサスローストパウダー」を数量限定で発売する。

同社では、地域に根差した総合粉体・食品素材メーカーとして、熊本県産の原料を使用した商品開発に取り組んでいるという。

同商品の特徴は、合志市産で、豊富な栄養素を手軽に食べられる点。
同社創立70周年に開始した「未来会議」プロジェクトの中で、九州に多数存在する耕作放棄地を有効利用するため、開発に取り組んだ。
農作物を選定する中で、WHOもその高い栄養価を評価し、「未来の食物」と考えられているアマランサスに着目。
今回は、同市での限定栽培のため、限られた数量での発売となる。

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今回のアマランサスの栽培は、2019年5月より地域活性化を目的とした合志農業活力プロジェクトのもと行われた。
合志農業活力プロジェクトは、同市と民間企業が一緒につくる太陽光発電所の収益の一部を活用し、同市の基幹産業である農業を長期的・多角的に進行していくプロジェクト。

南米・ペルー原産のヒユ科植物であるアマランサスには、玄米と比較すると、カルシウムは約18倍、鉄は約3.8倍、葉酸は約2.9倍の栄養が含まれている。
2019年9月の収穫時には、アマランサスは鮮やかな花を咲かせて栽培地一面が紅色に染まり、今年も既に播種が完了した。
今後はこの幻想的な風景を活用した同市への観光客の誘致も視野に入れていれているという。

開発した商品は、直径1mmほどのアマランサスの種子を焙煎しパウダー化したもの。
いつもの料理に手軽に混ぜることが可能としている。
栄養が不足しがちな妊娠・授乳期の女性や、育ち盛りのこどもに食べてもらいたい商品だという。

「アマランサスローストパウダー」の販売価格は1袋500円(税別)、内容量は100g。