【ニュース】 立命館大学と京福電気鉄道、連携・協力に関する協定を締結、「等持院」駅を日本一長い駅名「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」駅に改称 京都府京都市

2020.03.16
立命館大学などを運営する学校法人立命館(京都市中京区、森島朋三理事長)と京福電気鉄道株式会社(京都市中京区、大塚憲郎社長)は3月13日、地域社会の発展と人材育成への貢献を目的に、連携・協力に関する協定を締結した。

また京福電気鉄道は、同協定締結を機に、3月20日より嵐電北野線「等持院」駅を、「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」に改称する。
なお、新駅名は、音読数で26文字・表記で17文字となり、何れも現時点で日本一長い駅名となる(表記17文字は他に複数駅あり)。

協定に基づく今後の展開イメージは、「地域に関する調査・研究を通じた地域振興やまちづくりに関する提言、ビジョンの構築など、地域社会の将来に向けた貢献」「学生が制作したまち歩きマップによるウォーキングイベントや、芸術・スポーツなどの諸活動を通じた地域活性化・観光振興への貢献」「ラッピング電車や車内展示など嵐電を活用した立命館のSDGsへの取組事例や研究成果、市民向け講座などの紹介」「インターンシップを含む立命館の教育活動に関する相互協力や研究成果の共有など、人材交流を通じた産学連携効果の獲得」「立命館創始150年・学園創立120周年記念事業及び嵐電開業110周年との連携」など。

なお両者はこれまでにも、京福電気鉄道での立命館大学学生のインターンシップ受入や映像学部の作品制作への協力、学生による「嵐電沿線まち歩きマップ」制作など、様々な分野で連携事業を行ってきたという。