【ニュース】 松前町など、産官学協業で特産品「はだか麦」を使用した高機能おやつ「はだかむぎゅ」を開発、愛媛県内の各スーパーで販売 愛媛県松前町

2020.03.03
愛媛県松前町(岡本靖町長)・あわしま堂(愛媛県八幡浜市、木綱徳勝社長)・愛媛大学(愛媛県松山市、大橋裕一学長)の3者は産官学協業で、はだか麦の栄養や保健機能を十分に残した高機能おやつ「はだかむぎゅ」を開発、3月1日より愛媛県内の各スーパーで販売を開始した。

同町では、地域資源となっている「はだか麦」の付加価値を高め、魅力ある地域産業づくりを推進すること等を目的に、平成28年度から「芽吹きと実りのはだか麦プロジェクト」に着手。
今回販売を開始した同商品は、同プロジェクトの一環で、あわしま堂のロングセラー商品「ぴーなつ焼」を、愛媛県産はだか麦を使用した高機能おやつとして発売する。

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はだか麦は、同県が33年連続国内生産量日本一を誇る農産物。
中でも県内3大産地の1つとなっている同町では、町のおよそ10分の1ではだか麦を栽培しており、「町の特産品」となっている。

はだか麦の主要な機能性成分は食物繊維で、白米の10倍以上と言われている。
中でも「β-グルカン」と呼ばれる水溶性繊維を摂取すると、糖質や脂質の吸収を抑えるとともに、満腹感を得やすくなり、また腸の運動も活発になるという。

「はだかむぎゅ」は2枚入りで希望小売価格110円。
販売場所は愛媛県内の各スーパー。