【ニュース】 京浜急行電鉄、油壺敷地内で温泉が湧出、ホテル京急油壺観潮荘と観音崎京急ホテルを「温泉が楽しめるホテル」として4月17日にリニューアル 神奈川県三浦市

2020.02.26
京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、原田一之社長)は、神奈川県三浦市の油壺敷地内で地下1,514mから温泉が湧出したことから、「ホテル京急油壺観潮荘」(神奈川県三浦市)と「観音崎京急ホテル」(神奈川県横須賀市)を「温泉が楽しめるホテル」として4月17日にリニューアルする。

今回湧出した「油壺温泉」の泉質は「ナトリウム‐塩化物温泉」で、温泉に含まれる成分が多く浸透圧の高い高張性の療養泉。
地殻変動などが地中に閉じこめられた海水に、周囲の地層や海藻・草木などが溶け込み「化石海水」となったものが源泉となっている。
この化石海水に多く含まれる「フミン酸」は、保湿性能があり肌にうるおいを与えるという。

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「ホテル京急油壺観潮荘」では、大浴場の露天風呂で温泉を利用するほか、客室露天風呂は「源泉かけ流し」の温泉とする。
また、観音崎京急ホテルの温浴施設「SPASSO」へも、油壺から温泉を運ぶことで、東京湾を望む露天風呂で温泉が楽しめるようにするとしている。

なお両ホテルは、4月17日より入浴料金などを改定し、「温泉特別宿泊プラン」を発売する予定。

京急グループでは、今後もグループ中期経営計画「都市近郊リゾート三浦の創生」に基づき、三浦半島の観光活性化策として油壺温泉を活用していくとしている。