【ニュース】 野村不動産、「サンストリート亀戸」跡地で地域共生型の街づくりを目指す「KAMEIDO PROJECT」を始動 東京都江東区

2020.02.20
野村不動産株式会社(東京都新宿区、宮嶋誠一社長)は、「サンストリート亀戸」跡地(東京都江東区)で、地域共生型の街づくりを目指す「KAMEIDO PROJECT」を始動する。

同プロジェクトは、商業施設「サンストリート亀戸」(2016年3月31日閉館)の跡地で、地域課題を解決し、多様なコミュニティの形成や地域の未来を見据えた価値創出を目指す「地域共生」をテーマにした街づくりを行うというもの。
「サンストリート亀戸」が担っていた商業機能を承継・スケールアップした大型商業施設に加え、環境・省エネ対策と安心安全の災害対策を実現する住宅棟「プラウドタワー亀戸クロス」、地域に開放された「広場」、隣接する区立第二亀戸小学校の増築用地を敷地内に確保するなど、「商」「住」「広場」「学」が一体となった複合開発により、地域と共にアップデートしていく地域共生型の街づくりを目指す。

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同プロジェクト始動にあたり、同社は地域課題となっていた「生活利便施設の不足」「急増する児童数の増加」を解決するため、オブザーバーとして参加。
行政や周辺住民と複数回に渡り協議を重ねてきた。

2019年9月には、地域の子供たちにもっと住まう街への愛着や期待感を感じてもらうため、建設現地の見学会を行うだけでなく、小学校出張教育プログラムを実施。
「おとしよりのみるめ」「にほんごがわからない人のみるめ」等、6つの他者の視点になりきり、学校や街を観察した。

また、「サンストリート亀戸」の元館長をはじめ、亀戸観光協会、地域の5つの商店街の協力により、亀戸のありのままの魅力を発信し、街を盛り上げるためのプロモーション活動も実施。

さらに、住宅棟の4階部分に設置される「まちのリビング」は、居住者だけでなく、周辺地域の人にも開放された施設として、今後、ワークショップやセミナーなどを行う予定だという。

「サンストリート亀戸跡地プロジェクト」の所在地は東京都江東区亀戸6丁目31番1ほか(地番)、交通はJR総武線「亀戸」駅より徒歩2分。
敷地面積は2万2,989.26㎡。
住宅棟「プラウドタワー亀戸クロス」の総戸数は934戸、建物は地上25階地下2階、間取りは1R~4LDK、専有面積は29.88㎡~
138.44㎡(トランクルーム含む)、竣工は2022年1月下旬予定。
大型商業施設(名称未定)の延床面積は約5万8,000㎡、構造・規模は鉄骨造一部鉄筋コンクリート造鉄骨鉄筋コンクリート造・地上6階地下1階。