【ニュース】 京都丹後鉄道、走るダイニング列車「丹後くろまつ号」2020年春・夏コースを4月3日より運行、温故知新をテーマに全4コースを設定 京都府宮津市

2020.02.18
京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINS株式会社(京都府宮津市、寒竹聖一代表)は、走るダイニング列車「丹後くろまつ号」
2020年春・夏コースを4月3日より運行する(申込受付はホームページで2月17日より順次開始)。

2020年春・夏コースは、温故知新をテーマに「森の朝食コース」「お伽御膳コース」「大人のスイーツコース」「丹後地肴コース」の全4コースを運行。
それぞれ、伝統や伝説に基づいたコース設定で、由緒ある懐かしさや親しみやすさをベースに、沿線地域とっておきの旬の食材をふんだんに使用するとしている。

コースの中でも特に、丹後の地・伊根の伝承が発祥とされる浦島伝説をモチーフに、開けると煙がもくもくと上がる玉手箱に入ったスイーツなど物語仕立てのコースを楽しめる「お伽御前コース」は、まるでお伽話の世界に入り込んだかのような特別な体験ができる。
「大人のスイーツコース」では、西舞鶴の洋菓子店と東舞鶴のパン店のコラボレーションによる丹後くろまつ号でしか味わうことのできない特別なスイーツプレートを提供。
どのコースも、車窓からの自然豊かな景色とともに絶品の食事を堪能できるという。

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「森の朝食コース」では、宮津湾・伊根湾と姉妹湾提携のモン・サン=ミシェル湾のあるブルターニュ地方伝統のクイニーアマン、フランスを代表するマリアージュフレール紅茶、丹波の氷上ヨーグルトとチーズをあわせたチーズケーキに地元の季節の果物を使ったソースをかけるクレームダンジュ、丹鉄オリジナルブレンドの丹鉄珈琲を提供。
料金は税込4,400円(「福知山」10時10分発・「天橋立」11時53分着)。

「お伽御膳コース」では、浦島伝説をモチーフに、亀に乗って竜宮城に向かうシーンをイメージして華やかに盛り付けをした前菜や、開けると煙がもくもくと上がる玉手箱に入ったスイーツなど、物語仕立てとなった丹後の幸をたっぷりと堪能できるようにした。
料金は税込1万1,000円 (「天橋立」12時48分発~「西舞鶴」14時50分着)。

「大人のスイーツコース」では、西舞鶴の洋菓子店「アメイロ ビストロ アルル」と、今回丹後くろまつ号では初の提供となる東舞鶴のパン店「ブーランジェリー モンクール」が初めてタッグを組み、この列車でしか味わうことのできない特別に作り上げた大人のスイーツプレートを実現。
料金は税込4,200円(「西舞鶴」15時30分発~「天橋立」16時32分着)。

「丹後地肴コース」は、地元食材にこだわり、その日あがった魚にこだわる宮津の寿司店「なみじ」による、味わい深い丹後の夕暮れを楽しめるコース。
昔ながらの漁法で上がった宮津の朝獲鮮魚をはじめ、丹後の食材・地酒・地ワインをふんだんに使用、食事から飲み物まで丹後尽くしを味わえるとしている。
料金は税込5,100円(「天橋立」17時05分発~「西舞鶴」18時19分着)。

各コースとも定員は30名。
運行日は「森の朝食コース」「お伽御膳コース」が金曜・土曜・日曜・祝日、「大人のスイーツコース」「丹後地肴コース」が土曜・日曜・祝日。
貸切運行は「森の朝食コース」「お伽御膳コース」が月曜・木曜、「大人のスイーツコース」「丹後地肴コース」が月曜・木曜・金曜。