【ニュース】 小田急電鉄、「新百合ヶ丘」駅周辺でオンデマンド交通「しんゆりシャトル」の実証運行を実施 神奈川県川崎市
2020.02.13
小田急電鉄株式会社(東京都新宿区、星野晃司社長)は、2月17日より3か月程度(予定)、郊外住宅エリアの「新百合ヶ丘」駅(川崎市麻生区)周辺で、オンデマンド交通「しんゆりシャトル」の実証運行を実施、配車に関する効率性の検証や需要調査等の検証を行う。
「しんゆりシャトル」は、対象エリア内にバス停よりも高い密度で500以上の「乗降地点」を配置し、その間の移動を提供するオンデマンド交通サービス。
運行エリア内の希望の発着地を配車アプリに入力することで、自宅近くの「乗車地点」から目的地近くの「降車地点」までの配車をリクエストすることができるという。
同実証運行では、Shotl社が提供する配車アプリ「Shotl(シャトル)」を利用する。
日本国内在住者であれば、同配車アプリをダウンロードの上、所定の事項に同意することで、誰でも無料で参加(乗車)可能。
同社では、今回の検証を踏まえ、新しい地域交通手段として、今後は有償によるオンデマンド交通の運行可能性について検討を進める。
また将来的には、小田急電鉄が提供するMaaSアプリ「EMot」とオンデマンド交通など次世代モビリティとの連携や、交通サービス・生活サービスの一体的な提供により、新たなライフスタイルの提案を目指すという。