【ニュース】 羽田みらい開発、羽田空港跡地第1ゾーン整備事業のうち「HANEDA INNOVATION CITY」を7月初旬に先行開業 東京都大田区

2020.02.07
鹿島建設など9社が出資する羽田みらい開発株式会社(東京都大田区、山口皓章社長)は、羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)で開発を進めている「HANEDA INNOVATION CITY」(東京都大田区)を7月初旬にまち開き(先行開業)する。

同施設は、羽田空港の第3ターミナル(現国際線ターミナル)から1駅の京急空港線・東京モノレール「天空橋」駅に直結する、延床面積約13万㎡超の大規模複合施設。
「先端」と「文化」の2つをまちのコア産業とし、多くの特徴的な機能を内包、先端技術による実証実験の取り組みや、ジャパンカルチャー体験の機会を提供する。

さらに同施設では、研究者、クリエーター、国内外からの観光客や来街者など、多種多様な人々が集い、互いに刺激し合うことで「先端」と「文化」が融合し、ヒト・モノ・コトの分野を超えた交流と新たな産業を創造。
未来志向の新たな体験や価値を創出するまちづくりを推進し、日本初のスマートエアポートシティを実現するという。

なお同事業は大田区との官民連携事業で、国家戦略特区の区域内で実施するプロジェクト。
併せて、特定都市再生緊急整備地域内における民間都市再生事業計画、国土交通省スマートシティモデル事業の「重点事業化促進プロジェクト」「スマートシティ推進パートナー」にも認定・選定されている。

同施設の主要機能は、先端モビリティセンター(テスト路併設)、先端医療研究センター(医療・研究施設、滞在施設)、研究開発拠点(ラボ、大規模オフィス)、区施策活用スペース、会議研修センター(カンファレンスルーム・滞在施設)、ライブホール、文化体験商業施設、アート&テクノロジーセンター、水素ステーション、交流・連携スペースなど。

羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)の施設名称は
「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」、略称は「HICity(エイチ・アイ・シティ)」。
所在地は東京都大田区羽田空港1丁目1番4号、交通は京急空港線・東京モノレール「天空橋」駅直結。
敷地面積は約5.9ha(羽田空港跡地第1ゾーン全体では約16.5
ha)、延床面積は約13万1,000㎡。
規模は地上11階・地下1階 。