【ニュース】 東急不動産など3社、マルチテナント型物流施設「(仮称)CPD枚方」を着工、竣工は2021年5月末予定 大阪府枚方市

2020.02.03
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、大隈郁仁社長)・株式会社センターポイント・ディベロップメント(東京都千代田区、吉川陽介代表)・三菱UFJリース株式会社(東京都千代田区、柳井隆博社長)は2月1日、3社が共同出資する枚方ロジスティクス特定目的会社を建築主とする物流施設「(仮称)CPD枚方」(大阪府枚方市)を着工した。
竣工は2021年5月末の予定。

同施設は、延床面積約8万2,000㎡のマルチテナント型物流施設。
京都・大阪間を縦断する国道1号(京阪国道)に面し、新名神高速道路「八幡京田辺」ICから約3km、第⼆京阪道路「京田辺松井」
ICから約5kmの距離にあり、京都・大阪エリアを包含する配送拠点として優れたアクセスを有するという。
また、当該エリアは丘陵地の安定した地盤であるため、周辺に比べ自然災害に強い立地であることに加え、背後には豊富な人口を抱える住宅エリアが広がっているほか、JR学研都市線・京阪本線の中間に位置し、両鉄道を結ぶバス路線に近接しており、労働力の確保にも恵まれた立地条件だとしている。

建物は地上4階建てで、1階と3階には中央車路に面したトラックバースを設置し、3階にはスロープを設置、1~2階・3~4階のメゾネット式の設計とした。
1フロアの賃貸区画は約5,100~5,600坪で、最大で8テナント区画に分割が可能。

外壁には断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用、全館LED照明を備えるなどの省エネ対策を施し、環境負荷低減に配慮した施設としてCASBEE(建築物総合環境性能評価システム)の評価「Aランク」の認証取得を予定している。

職場環境にも配慮し、共用の休憩室・売店、喫煙スペース、ドライバー用トイレ等も設ける予定だという。

「(仮称)CPD 枚方」の所在地は大阪府枚方市長尾峠町。
敷地面積は約3万8,000㎡、延床面積は約8万2,000㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート鉄骨造・4階建。