2020.01.30
せとうちDMOを構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション（広島市中区、藤田明久社長）とヒルトン（米国バージニア州、クリストファJ.ナセッタ社長）は1月29日、「ヒルトン広島」（広島市中区）の起工式を実施した。

事業主体はホテル開発を目的に瀬戸内ブランドコーポレーションが設立した特別目的会社の富士見町開発合同会社。
2020年2月1日に着工し、竣工は2022年4月の予定。

起工式は、五洋建設・増岡組特定共同企業体が主催し、広島県知事・広島市長・広島商工会議所会頭ら約70名が出席、神事が行われ、建設中の安全を祈願した。

※外観完成イメージ図

ヒルトンとしては中国・四国地方初進出となる同ホテルは、世界遺産の原爆ドームや広島市中心部の繁華街から徒歩圏内に位置し、
420室の客室、料飲施設やスパ、プールなどに加え、国際会議の開催が可能な約1,300㎡の会議施設を完備。
同市の高次元都市機能の強化や、観光振興への貢献を目指す。

なお同ホテルでは、富士見町開発とヒルトンとの間で、2018年に運営委託契約を締結。
また、瀬戸内ブランドコーポレーションは、ホテル建設にあたり、株式会社せとうち観光パートナーズ（広島市中区、丹治朋之社長）が管理運営する「せとうち観光活性化ファンド」を通じ、富士見町開発に対する資金支援も行っている。

「ヒルトン広島」の所在地は広島市中区富士見町11-4、11-5、
11-14、11-15、11-18（地番）。
敷地面積は6,403㎡、延床面積は4万8,050㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上22階建。
客室数は420室、館内施設はオールデイダイニング含むレストラン・ラウンジ・バー、コンベンション施設、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、フィットネス、スパ、チャペル等。