【ニュース】 長野県観光機構など、「Nagano Fuyu Camp LABO.」を発足、「冬キャンプ需要調査2020」の調査結果を発表 長野県長野市

2020.01.27
一般社団法人長野県観光機構(長野県長野市、野原莞爾理事長)は、長野県の観光団体有志とともに「Nagano Fuyu Camp
LABO.(略称:NFC LABO.(エヌ・エフ・シー ラボ)」を発足、このほど「冬キャンプ需要調査2020」の調査結果を発表した。

長野県はキャンプ場数が都道府県で2番目に多いキャンプ県(出典:文部科学省「体育・スポーツ施設現況調査」)だが、冬期にはクローズしているキャンプ場が多く、今後大きなチャンスロスを生む可能性があるという。
また、暖冬雪不足の影響で集客に苦しむスキー場も多い中、雪に依存しない冬の新たな観光の魅力創出に取り組む必要があるとしている。

同ラボが今回調査結果を発表した「冬キャンプ需要調査2020」によると、冬キャンプ(12月~3月)の実施率は6.4%、実施意向率は6.9%。
キャンプ人口850万人に対し、58万6,500人が意向層と推計される(一般社団法人日本オートキャンプ協会「オートキャンプ白書
2019」より)。

冬キャンプの魅力は「きれいな星空」とする声が多く、冬キャンプでこだわっているギアは「暖房」関係とする声が多かった。
少数派だが、「望遠鏡」「釣り道具」「映画」といった回答も。

冬キャンプの人気料理では、キャンプの定番「肉料理」が第1位で、冬らしい「なべ」や「シチュー」なども人気に。
少数派では「燻製」「馬肉」「すき焼き」などの回答もみられた。

「冬キャンプ需要調査2020」の調査時期は2020年1月15日~16日、調査手法はインターネット調査。
調査対象は年1回以上キャンプを行う15歳以上の人、有効回答は
699サンプル。