2020.01.24
東日本旅客鉄道株式会社横浜支社（横浜市西区）は、「JR横浜タワー」（横浜市西区）の商業施設「NEWoMan横浜」「CIAL横浜」「T・ジョイ横浜」を5月30日に開業する。
合わせて同タワーの開業により、横浜駅周辺の回遊性を高める近隣各所との接続や、待ち合わせや憩いの場となるオープンスペースなどの施設も使用を開始する。

なお、オフィス部分は4月以降順次稼働。
働き方の変化に対応したワークスペース「STATION SWITCH（商標出願中）」を設置、法人や個人を対象とした会員制の個室・ブース席・ラウンジ席などを提供するという。

同タワー内には、横浜駅の新しい顔となる、4層吹き抜けの明るく開放的なアトリウムを設置。
同アトリウムは、歩行者ネットワークの起点となるほか、様々な場所へもアクセス可能で、2階にはライブやトークショーなどのイベントが可能な約100㎡の「ライブステージ」を整備、2～4階にはコンコースやステージ、駅を出入りする電車を見下ろせる「街のラウンジ」を設置する。
さらに、アトリウム2階には横浜市が観光案内所を設置、12階には屋上広場「うみそらデッキ」も設置するという。

その他、3階には横浜駅周辺総合防災センター（約200㎡）を設置し、平時には横浜駅周辺の防災に関する会議や訓練などで使用する。
タワー全体でも、館内のスペースを利用し、大規模災害発生時に備え、滞留者1万人・帰宅困難者3,000人の受け入れ体制を整備するという。

合わせて、同タワーと近接する「JR横浜鶴屋町ビル」（横浜市神奈川区）でも、宿泊特化型ホテル「JR東日本ホテルメッツ 横浜」と商業施設「CIAL横浜ANNEX」が6月5日にグランドオープン。
駐車場・駐輪場は4月中旬に営業を開始する予定。