【ニュース】 静岡市、駿府城発掘調査4年間の集大成となる「駿府城跡天守台 発掘調査報告会」を1月19日に静岡市民文化会館大ホールで開催、2月22日には天守台の現場見学会も開催 静岡県静岡市

2020.01.17
静岡市は、1月19日に「駿府城跡天守台 発掘調査報告会」を静岡市民文化会館大ホールで開催、2月22日には天守台の現場見学会も開催する。
同報告会は、「豊臣方の小天守台」や「金箔瓦」など、駿府城発掘調査4年間の集大成となるもの。

同市では2016年から4年間、駿府城跡の天守台発掘調査を行ってきた。
その間、2018年度には豊臣の天守台や金箔瓦が出土し、2019年度には天守台に繋がる小天守台の石垣が見つかるなど、多くの発見があり、全国から大きな注目を集めている。
今回は、4年間の発掘調査の成果を紹介する報告会を開催し、これまでの成果の説明のほか、今後の天守台の保存と活用についても考える機会とする。

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「駿府城跡天守台 発掘調査報告会」の開催日時は1月19日の13時30分~16時(開場12時30分)。
開催場所は静岡市民文化会館(静岡市葵区駿府町2-90)大ホール。
内容は「4年間の天守台発掘調査の成果」「天守台遺構の価値について」「今後の天守台の保存と活用について」。
登壇者は公益財団法人日本城郭協会理事(専門:城郭考古学)の加藤理文氏、筑波大学芸術系世界遺産専攻・教授(専門:保存科学)の松井敏也氏ほか。
事前申込は1月16日に締切済み、空きがある場合は、当日会場でも受付る。

「天守台発掘調査 現場見学会」の開催日時は2月22日の9時~16時30分(最終入場16時)、時間内見学自由。
開催場所は駿府城跡天守台発掘調査現場(静岡市葵区駿府城公園
1-1)。
調査員の説明は、9時30分~、11時~、13時30分~、15時~(各回30分)、少雨決行(4回すべてが中止の場合は2月23日に延期)。
料金は無料(申込不要)。
詳細はホームページ「発掘情報館きゃっしる 別館」参照。