【ニュース】 酒田市など、「酒田船凍いか」のイベントを12月1日に東京・吉祥寺で開催、商用から家庭向けに販路拡大へ 山形県酒田市
2019.11.19
酒田市は、「酒田船凍(せんとう)いか」やスルメイカ加工品、同市の食文化を紹介・PRするイベント「山形県 酒田いかまつり」を12月1日に東京・吉祥寺で開催する。
共催は有限会社武蔵野交流センター(アンテナショップ麦わら帽子)、株式会社山形飛鳥、山形県漁業協同組合。
「船凍いか」とは、いかを釣りあげた後、すぐに船内の冷凍機で急速冷凍したもの。
いかが新鮮なうちに凍結するため、いかの身も肝もそのままの美味しさが保たれるという。
酒田港に水揚げされる「スルメイカ」は、同港の水揚げ量の8割を占め、中でも中型いか釣り船による「船凍いか」は、県内では唯一、同港に水揚げされている。
冷凍スルメイカはこれまで、加工用や飲食店向けの商用販売が大部分だったが、同イベントでは、鮮度が高く刺身用として最適な船凍いかを加工し、すぐに食べられる状態で家庭向けに販売。
会場では、ふるまいコーナーでは船凍いかを使用した「いかフライ」の試食を実施するほか、販売コーナーでは酒田の地酒・プレミアムいか塩辛・いかの肝醤油・スルメイカ沖漬け・いかの一夜干しなどを販売する。
その他、子供向けの模擬いか釣りゲームコーナー、酒田の紹介コーナー、来場記念品の進呈なども予定しているという。
「山形県 酒田いかまつり」の開催日時は12月1日の10時~16時。
会場はコピス吉祥寺A館1階「ふれあいデッキこもれび」(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8‐16)。