【ニュース】 キユーピーと深谷市、「花園IC拠点整備プロジェクト深谷テラス整備・運営事業 事業契約」を締結、野菜の魅力を体験できる複合型施設を2022年春に開業予定 埼玉県深谷市
2019.11.06
キユーピー株式会社(東京都渋谷区、長南収社長)と深谷市(小島進市長)は11月1日、「花園IC拠点整備プロジェクト深谷テラス整備・運営事業 事業契約」を締結した。
同プロジェクトは、農業と観光の振興によって同市と県北・秩父地域の活性化を目的としたもの。
「交流と連携によるまちづくり」を開発コンセプトに、同市により計画が進められている。
11月1日に同市役所で行われた締結式には、小島進市長、三菱地所・サイモン株式会社の山岸正紀社長、キユーピーの長南収社長が出席した。
同プロジェクトでキユーピーは、野菜の魅力を体験できる複合型施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」を開設。
今回の事業契約では、同プロジェクトが円滑に進むよう、同社と同市それぞれの役割分担を定めた。
同社は今後、2022年春の開業に向け、準備を進めていくとしている。
同複合施設は、野菜のいのちと彩りを畑に入って五感で体験できる「畑(ポタジェ)」を軸に、3つのコンテンツで構成する体験型施設。
名物となる肉・魚料理と、旬の野菜や卵などを生かしたおいしさを体験できる「レストラン」、試食や対面販売を通じ、地元・全国の旬の野菜・果物の食べ頃や食べ方がわかる「ショップ(マルシェ)」を展開する。
旬の野菜を収穫できるツアーなどを核とした「野菜教室(クラス)」なども予定しているという。
「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」の所在地は埼玉県深谷市黒田および永田地区内。
敷地面積は約1万7,600㎡(予定)。
開業は2022年春の予定。