【ニュース】 西武鉄道、「西武園ゆうえんち」の70周年記念事業でリニューアルを決定、刀と協業し、2021年に開業予定 埼玉県所沢市

2019.09.06
西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市、若林久社長)は、株式会社刀(東京都港区、森岡毅代表)と協業し、2020年に開業70周年を迎える「西武園ゆうえんち」(埼玉県所沢市)のリニューアルを決定した。
開業70周年事業として取り組み、2021年の開業を目指す。

同園は1950年に開業。
1988年度には入場者が年間約194万人を記録するなど活況を呈していたが、施設の老朽化や余暇の過ごし方の多様化、消費者ニーズの変化などを受け、徐々に入場者数が減少し、2018年度の年間入場者数は約49万人。

西武鉄道では、同園のリニューアルを起点に現況を打破し、西武グループの各事業が連携して所沢を「訪れたい場所」に変え、埼玉を中心とした関東の活性化、ひいては日本の「観光大国」化に大きく貢献していくとしている。

一方、「刀」は「マーケティングで、日本を元気に」という大義の下、マーケティングの力で持続可能な事業をその地域に創り、日本を活性化する「地方創生」に取り組んできた。

今回の協業は、株式会社西武ホールディングス代表取締役社長・西武鉄道取締役会長の後藤高志氏が、卓越したマーケティング・ノウハウと稀有な経験を有する「刀」の森岡代表に寄せる信頼が大きく、森岡代表もまた後藤氏のリニューアルへの情熱に応えたいという想いが強かったことから、決定に至ったという。
なお両社は既に、2年の年月をかけて、共に構想を練り込み、ブランド設計などを進めてきた。
引き続き、同園リニューアルプロジェクトの成功に向け、事業を展開していくとしている。