【ニュース】 データドックとプラントフォーム、寒冷地型データセンターとアクアポニックス農法による世界初の「サステナブルデータセンターモデル」を完成 新潟県長岡市

2019.08.29
株式会社データドック(東京都千代田区、宇佐美浩一社長)と株式会社プラントフォーム(東京都千代田区、山本祐二代表)は、データドックが運営する寒冷地型グリーンエナジーデータセンター「新潟・長岡データセンター」(新潟県長岡市)の敷地内に、国内最大規模となる「アクアポニックス農法」を実践する植物工場「アクアポニックス長岡プラント」を建設、8月28日に完工した。

同時に、寒冷地型データセンターとアクアポニックス農法を掛け合わせた、世界初の「サステナブルデータセンターモデル」が完成したとしている。
生産物は、長岡市のレストランなどへ、今秋より順次出荷・販売を開始するという。

両者が提唱する「サステナブルデータセンターモデル」とは、寒冷地型データセンターの運営によって創出される余剰エネルギー(雪冷熱・地下水・IT機器の廃熱)を、水耕栽培と水産養殖を同時に行うアクアポニックス農法で使用するという「環境・社会・経済」の3つの軸を満たす持続可能な新しいビジネスモデル。

今後は、「新潟・長岡データセンター」と「アクアポニックス長岡プラント」の運用により、世界初の「サステナブルデータセンターモデル」のモデルケースとして検証・研究を重ね、ノウハウを蓄積することで、日本中の寒冷地で適応可能なビジネスモデルの確立を目指すという。