【ニュース】 ノバレーゼ、カネ吉ヤマモトフーズより結婚式場「ル・ポワン・ダリアンス」の運営権を取得、同県に初進出 滋賀県近江八幡市

2019.08.26
結婚式場運営大手の株式会社ノバレーゼ(東京都中央区、荻野洋基社長)は、結婚式場「ル・ポワン・ダリアンス」(滋賀県近江八幡市)の運営権を取得、滋賀県に初進出する。

同社は、同施設を経営する株式会社カネ吉ヤマモトフーズ(滋賀県近江八幡市、山本俊恵社長)と賃貸借契約を締結。
10月1日より「フレアージュ ダリアンス」に改称し、リニューアルオープンする。
8月23日より、同社による結婚式の受注を開始した。

「ル・ポワン・ダリアンス」は、精肉店やレストランを展開するカネ吉ヤマモトフーズが2008年に開業。
約8,200㎡の敷地に、最大収容人数80人のバンケット(披露宴会場)棟と80人のチャペル棟、ガーデンウエディングが可能な庭を持つ、結婚式場兼レストランとなっている。
建物は美術館のようなモダンなデザインが特長で、琵琶湖に面した館内からは美しい湖の眺望が広がるという。

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ノバレーゼでは、同施設の外観・内観はそのままに、館内の家具や調度品、音響機材等の入れ替えを実施。
広告や販促ツールのデザイン等も見直し、集客力のあるブランドを再構築しながら、イメージを刷新する。

また独自に扱っている引出物や結婚指輪、装花などを前面に出し、料理は同社運営施設で人気のフランス料理のメニューに変更。
京都と大阪で運営するドレスショップからも送客を図る。

従業員のうち希望者は社員として雇用、ノバレーゼからは、マネジャーやプランナー、サービススタッフ、キッチンスタッフなどの従業員を送り込む。
接客方法等も見直し、社員教育で営業力の底上げを行うという。
これらソフト面のテコ入れで、現在50組程度の年間披露宴実施件数を、2倍の100組まで引き上げ、2021年度には2億8,400万円の売り上げを目指す。

「フレアージュ ダリアンス」の所在地は滋賀県近江八幡市長命寺町182、交通はJR「近江八幡」駅北口より車で約15分、近江バス「長命寺」バス停より徒歩約15分。