【ニュース】 アパグループ、「名駅エリア」2棟目となる「アパホテル名古屋駅新幹線口南」の起工式を実施、開業予定は2020年11月 愛知県名古屋市

2019.08.21
総合都市開発のアパグループ(東京都港区、元谷外志雄代表)は8月20日、名駅エリア2棟目となる「アパホテル名古屋駅新幹線口南」(名古屋市中村区)の計画地で起工式を実施した。
開業予定は2020年11月。

同ホテル計画地は、JR東海道線「名古屋」駅より徒歩5分の立地。
名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)、名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)に加え、近接する「名鉄名古屋」駅・「近鉄名古屋」駅とあわせて中部地方最大の鉄道ターミナルが利用できる駅前立地となる。
名駅エリアは、ビジネスやレジャーに適した駅前立地に加え、リニア中央新幹線の東京~名古屋間が2027年に開業を予定していることから注目を集めているという。

先に行われた記者発表で、アパグループ株式会社の元谷一志社長は「同ホテルは、2027年開業予定のリニア新駅に近く、拡張するレゴランド、日本で4番目の規模の国際展示場、本年9月にオープンするLCC第二ターミナル等、インバウンドをはじめとした観光需要の増加が見込まれる。訪日外国人をいかに取り込めるかが鍵となるが、日本経済をけん引するためにも事業展開をすすめていきたい。」と述べた。

名古屋市内のアパホテルは現在、5ホテル・1,404室が稼働中。
今年2月12日に起工式を実施した「アパホテル名古屋駅新幹線口北」(全288室・2020年6月開業予定)をはじめ、今回の計画後も「アパホテル名古屋駅前」(全403室・2021年3月開業予定)を出店予定で、名古屋市内では全8ホテル・総客室数2,286室となる。
特に、これまで未進出だった名駅エリアでは、3ホテル・882室の開業予定を計画し、集中出店(ドミナント)戦略を図ることで重点的に展開を進めていくという。

「アパホテル名古屋駅新幹線口南」計画地の所在地は名古屋市中村区椿町22-7、交通はJR東海道線「名古屋」駅より徒歩5分。
構造・規模は鉄骨造・地上13階建、客室数は全191室。