【ニュース】 西日本鉄道など、大宰府で開業する古民家宿泊事施設の名称を「HOTEL CULTIA DAZAIFU」に決定、10月4日より営業開始 福岡県太宰府市
2019.08.01
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、倉富純男社長)は、他事業者とともに太宰府天満宮周辺で営む古民家宿泊事施設(福岡県太宰府市)の名称を「HOTEL CULTIA DAZAIFU(ホテル・カルティア 太宰府)」に決定、10月4日より営業を開始する。
「CULTIA」は、「CULTURE(文化)」に地名接尾辞の「IA」を合わせた造語。
建物は江戸末期から昭和にかけて3代にわたって活躍した絵師の住居で、母屋は明治44年建築の「古香庵」を含む3つの古民家を宿泊施設(合計13室)に改修する。
開業時にはフロント・レストランを併設した古香庵(4室)をオープン、翌年春頃には新たに2棟(計9室)の営業を開始するという。
同ホテルは、古民家の歴史ある佇まいはそのままに、家具や装飾には、令和ゆかりとなった、万葉集の和歌をモチーフとした沿線地域の伝統工芸品を使用。
レストランでは、福岡県内の特産品や国内外の高級食材を使用した、フレンチをベースにした料理を提供する。
ティータイム(15時~17時)には、「あまおう」づくしのアフタヌーンティーセットを提供、宿泊客だけでなく、日帰り観光客や地元の人も古民家での優雅なひとときを過ごせるという。
さらに、周辺施設と連携した体験プログラムとして、太宰府天満宮神職による境内案内や、境内の梅の実を採取体験など、天満宮の行事と連携したプログラム等も用意するとしている。