【ニュース】 クラシックレールウェイホテル、肥薩線「矢岳」駅近くの駅長宿舎をリノベーションした古民家ホテル「星岳・月岳 やたけ」を8月2日に開業 熊本県人吉市
2019.07.23
株式会社クラシックレールウェイホテル(熊本県人吉市、中島秀豊代表)は、JR肥薩線「矢岳」駅近くにある旧駅長宿舎をリノベーションした古民家ホテル「星岳・月岳(ほしたけ・つきたけ)やたけ」(熊本県人吉市)を8月2日に開業する。
同ホテルでは、昨年9月にJR肥薩線「大畑(おこば)」駅前に開業したフレンチレストランと連携し、オーベルジュ(宿泊施設を備えたレストラン)として広域周遊観光の実現を目指す。
なお同社では今後、九州地域の鉄道沿線に同コンセプトのホテル・レストランを展開する予定だという。
地方の課題として、過疎地域の鉄道維持、遊休設備の観光施設化、サービス人材の確保、魅力的な地域産品の情報発信の必要性などが挙げられる中、同ホテルでは、鉄道遺産3駅にまたがる地域分散型の開発と、人吉球磨の歴史や文化、郷土 食材、地域人材を活用した高付加価値サービスの提供を行う。
2025年までには、九州7県全てで拠点を開発をし、九州をまるごと楽しめる鉄道一周ツアーを企画することを目指すという(現在、第2弾は熊本県他地域で検討中)。
「星岳・月岳(ほしたけ・つきたけ)やたけ」の所在地はJR肥薩線「矢岳」駅旧国鉄駅長宿舎(熊本県人吉市大野町4301番地)、交通はJR肥薩線「矢岳」駅より徒歩3分。
開業日は2019年8月2日。
定員は星岳(登録有形文化財、102㎡)が4名、月岳(66㎡)が4名。
農林水産省(管轄:九州農政局)の「農山漁村推進交付金」対象事業。