【ニュース】 愛媛県と主要自転車メーカーなど、「しまなみ海道」を舞台に「E-BIKEアクションしまなみ」を始動、E-BIKEの普及でサイクリング人口の拡大を目指す 愛媛県松山市
2019.07.05
愛媛県は、サイクリストの聖地として知られている「しまなみ海道」で、主要自転車メーカー・広島県・地元自治体・レンタサイクル事業者と連携し、E-BIKEの普及による新たなサイクリング人口の拡大を図り、利用者の「健康づくり」や「豊かな暮らし」へと繋げるプロジェクト「E-BIKEアクションしまなみ」を始動する。
7月3日に東京で開催されたプレス発表会では、神野一仁(こうの・かずひと)愛媛県副知事が「年齢、性別、体力に関係なく、多くの人がサイクリングに親しんでいただける環境を、という想いからプロジェクトを立ち上げた。全国に先駆けたモデルとして、自転車新文化の普及と地域の活性化につなげていきたい。」と挨拶。
自転車メーカーからも「E-BIKEは自転車先進エリアであるヨーロッパに比べると普及はこれから。今回のプロジェクトを通じて、多くの参画事業者とともに、E-BIKE普及のために協力していく。」などの想いが語られた。
「E-BIKE」とは、電動アシスト機能が付いたスポーツタイプの自転車。
既に海外では人気の高まりを見せており、日本でもシニア層や女性層など、年齢・性別・体力に関係なく、幅広い層が楽しめるアクティビティとしての需要が期待されているという。
「E-BIKEアクションしまなみ」では、自治体と民間企業が一体となり、サイクリングの人気スポット「しまなみ海道」からE-BIKEの魅力を発信、E-BIKEでの新しいサイクリングライフを提案する。
今年度のE-BIKEレンタサイクル社会実験事業では、自転車メーカー8社が協賛し、7月14日より、しまなみ海道でのレンタサイクル(38台)や充電スポットの配備(2か所)、利用者実態の把握のためのアンケートなどを実施(協力者には記念品を進呈)。
また、試乗体験会や、安全な利用方法やマナー啓発、E-BIKEだからこそ楽しめるスポットを掲載したガイドブックを作成・配布するなど、E-BIKEの普及促進に向けた施策を行っていくとしている。
「E-BIKEアクションしまなみ」の参画者は、自治体が愛媛県・広島県・今治市・尾道市、メーカーがグローブライド株式会社・株式会社ジャイアント・パナソニックサイクルテック株式会社・株式会社プロト・株式会社BESV JAPAN・ボッシュ株式会社・株式会社ミヤタサイクル・ヤマハ発動機株式会社、レンタサイクル事業者が今治市サイクリングターミナル サンライズ糸山・一般社団法人しまなみジャパン。