【ニュース】 農業総合研究所と佐川急便、長野県須坂市に続き、山梨県笛吹市で佐川急便施設を活用した農産物出荷用の集荷場を開設 山梨県笛吹市
2019.07.03
株式会社農業総合研究所(和歌山県和歌山市、及川智正代表)とSGホールディングスグループの佐川急便株式会社(京都市南区、本村正秀社長)は7月1日、長野県須坂市に続き、山梨県笛吹市で佐川急便施設を活用した農産物出荷用の集荷場を開設した。
両社では、良質な農産物を都市部などの消費地に鮮度を保って届けるめ、農業総合研究所が持つ農業関連の経営ノウハウ、農産物のブランド化・6次産業化に係る創造力と、佐川急便が持つ配送ネットワーク、温度管理された物流インフラを活用し、生産者の販路拡大を支援しているという。
両社は2017年7月、長野県須坂市で佐川急便施設(長野営業所)を活用した集荷場運用のトライアルを開始。
このトライアルで地元生産者に対し、販路拡大に一定の効果が見込めたことから、2019年1月より本格運用を開始した。
その後両社は、同様のスキームを展開できるエリアを検討。
今回新たに、山梨県笛吹市で佐川急便の施設(甲州営業所)を活用した集荷場の開設に至った。
山梨県では、桃やぶどうなどの果物の出荷がこれから最盛期を迎える中、農業総合研究所が提供する農産物流通プラットフォームと佐川急便の集荷場を活用することで、生産者は販路の拡大により収入源の増加が期待できるほか、都市部の消費者は新鮮な農産物を安価に購入することが可能になるという。
佐川急便甲州営業所の所在地は山梨県笛吹市一宮町国分字築地
920-1。