【ニュース】 関西電力、秋田県北部洋上風力発電事業の実現に向け、共同事業者と共に合同会社を設立 秋田県能代市

2019.06.28
関西電力株式会社(大阪市北区、岩根茂樹社長)は、秋田県北部洋上風力発電事業の実現に向け、「秋田県北部洋上風力合同会社」(東京都港区)を、共同事業者と共に設立する。
共同事業者は株式会社秋田銀行・株式会社大林組・株式会社寒風・株式会社沢木組・三共株式会社・株式会社ダイニチ・中田建設株式会社・日本電機興業株式会社。

同事業は、大林組が2016年3月に秋田県北部沖で発電規模最大
45.5万Kwとなる洋上風力発電の事業化に向け、環境影響評価等の各種調査検討に着手し、現在も海底地盤調査、風況調査などを進めているもの。
今後は新会社が事業主体となり、2024年度以降の運転開始を目標に、事業化に向けた検討を進めていくとしている。

新会社では、地域の理解を得ながら、経済性を確保できるエネルギー源と位置付けられている風力発電を事業化することにより、持続可能な社会の実現を目指す。

なお関西電力グループは、2030年代に国内外で再生可能エネルギー電源の設備容量600万Kwを目標に、200万kw以上の新規開発に取り組んでおり、今後も引き続き再生可能エネルギーの普及・拡大に貢献していくとしている。

秋田県北部洋上風力合同会社の所在地は東京都港区(今後秋田県内へ移転予定)、資本金は1,000万円。
秋田県北部洋上風力発電所の事業区域は秋田県能代市浅内沖・秋田県三種町八竜沖・秋田県男鹿市若美沖。