【ニュース】 東武鉄道、「浅草」~「とうきょうスカイツリー」間の鉄道高架下で商業施設と宿泊施設の複合施設を2020年春に開業、隅田川橋梁に歩道橋を設置 東京都墨田区
2019.06.26
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、根津嘉澄社長)は、東武スカイツリーライン「浅草」駅~「とうきょうスカイツリー」駅間の鉄道高架下で、浅草と東京スカイツリータウンの2大観光拠点をつなぐ、商業施設と宿泊施設が一体となった高架下複合施設を2020年春に開業する。
同施設は、墨田区と東京都が整備を進める隅田公園と北十間川の親水テラスに囲まれた、東武スカイツリーライン高架下の立地。
隅田川橋梁歩道橋と合わせ、浅草と東京スカイツリータウン間を楽しみながら歩いて回遊できる施設を新設する。
コンセプトは「Live to Trip」。
近隣在住者には旅するように過ごしてもらい、国内外からの観光客には暮らすように滞在してもらいたいとう思いを表現した。
周辺を散策しながら、新しい下町の魅力を感じられる食事や買い物、体験ができる店舗を誘致するという。
また宿泊施設には、都内で2施設のホステルを運営する株式会社ワイズアウル(東京都渋谷区、武藤弥社長)が新たなホステルを開業。
国内外の宿泊需要に対応するほか、併設するカフェラウンジやイベントスペースで、すみだのヒト・モノの魅力を発信し、にぎわいを創出するコミュニティ型ホステルを目指す。
なお、同施設の開業に合わせ、東武鉄道の隅田川橋梁に歩道橋を設置、浅草と東京スカイツリータウン®を結ぶ新たな東西軸を整備する。
浅草寺~北十間川エリア~東京スカイツリータウンを最短で結節する動線を整備することで、既存の吾妻橋・言問橋・桜橋を活かした様々な観光回遊路を創出し、浅草・東京スカイツリーエリアの連携を一層強化するという。
浅草駅・とうきょうスカイツリー駅間高架下複合施設の所在地は東京都墨田区向島1丁目。
延床面積は約3,554㎡。
構造・規模は鉄骨造・平屋建一部2階建。
開業は2020年春。
店舗ゾーンの業種は飲食・物販・サービス、区画数は12区画(予定)。
ホステルの名称は「(仮称)ワイズアウルホステルズ」。
延床面積は988㎡。
客室数とベッド数は全27室(全102ベッド)、このうち個室(ダブル・ツイン)は23室(46ベッド)、14名ドミトリーは4室(56ベッド)。