【ニュース】 金沢工業大学、野々市市のアイディア募集で「コミュニティバスの現在位置がリアルタイムでわかるアプリ」など採択6件中5件を独占 石川県野々市市

2019.06.26
野々市市は、地域課題や行政課題を解決するためにアイデアを募集した「野々市市 令和元年度提案型協働事業」で6件を採択、このうち5件は金沢工業大学(石川県野々市市、大澤敏学長)によるものだった。

同大学の発案で採択された5件は、コミュニティバスの現在位置がリアルタイムでわかるアプリ、野々市市の特産品で健康食材のヤーコンをブランド化する地域活性化活動、国際高等専門学校と金沢工業大学の学生が実施する科学講座活動など。

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このうち、コミュニティバス「のっティ」の現在位置がリアルタイムでわかるアプリ「のっティバスどこの長期運用にチャレンジ」では、IoTを活用し、今年1月~3月までの約3ヶ月間、試験運用を実施。
利用者からは、「スマートフォンが無くても閲覧できるようにしてほしい」「バス停でのっティバスの現在位置を確認したい」「アプリ上でバス時刻表を表示してほしい」といった要望が寄せられたため、バス位置を確認できるバス停の開発と、各停留所の時刻表を簡単に確認できるようアプリの改良に取り組むという。