【ニュース】 新千歳空港ターミナルビルディング、国際線旅客ターミナルビルの増築部分でコンベンション施設を今年11月に設置、国際会議やインバウンド向けイベントなどを見込む 北海道千歳市
2019.06.25
新千歳空港ターミナルビルディング株式会社(北海度千歳市、阿部直志社長)は、新千歳空港国際線旅客ターミナルビルの増築部分(北海道千歳市)で、会議等の用途に対応するコンベンション施設「新千歳空港ポルトムホール」を今年11月に設置する。
同施設は、国際線ターミナルビルに直結し、海外からの参加者が多い会議や催事に適した多目的ホール。
国際線の到着ロビーからのウォークインが可能で、国内線やJR「新千歳空港」駅からも徒歩で約10分の位置。
施設内には、メインホールを始め、中・小規模の会議や展示会、パーティーなどオープンな交流スペースとなるホワイエ(エントランス)を完備する。
また、2020年春に開業を予定しているハイクラスホテル「ポルトムインターナショナル北海道」とも連携し、宿泊とインセンティブツアーをセットにしたサービス提案も想定しているという。
メインホール(面積500㎡・天井高6.7m)は、移動観覧席を備え、300~400名規模のシアター形式イベントの開催が可能で、フルフラット形式にした際のホールでは展示会やパーティーの開催も可能。
ホールエントランスの間近に位置するホワイエ(面積230㎡)は、セミナールームと連結することで、最大面積615㎡のイベントスペースとして利用可能としている。
国際的な団体や研究機関等が札幌等の北海道内主要都市で開催する国際会議と連携し、各地で行われるイベントのレセプション会場やサテライト会場として、またアフターコンベンションの拠点としての活用を見込むほか、インバウンド向けイベント(日本文化の体験等)、サブカルチャー向けイベント(アニメ・コスプレ 等)の開催も想定しているという。
「新千歳空港ポルトムホール」の所在地は新千歳空港国際線旅客ターミナルビル2階(北海道千歳市)。
総延床面積は2,245㎡、構造は鉄骨造一部鉄筋コンクリート造。
供用開始は2019年11月予定。
事業費は約20億円(国際線拡張工事総事業費に含む)。