【ニュース】 積水ハウス、地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」でホテルを開発する特別目的会社に出資 大阪府大阪市
2019.06.20
積水ハウス株式会社(大阪市北区、仲井嘉浩社長)は、地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」で6府県15施設のホテルを開発する特別目的会社(SPC)「合同会社ニューツーリズム・トリップベース1号」と6月17日に匿名組合契約を締結、6月19日に出資を実施した。
合同会社ニューツーリズム・トリップベース1号は、同社を含む11団体からの出資を受け組成されたSPCで、事業主体としてホテル開発を行う。
ホテル運営会社とは建物賃貸借契約を、道の駅の設置者となる市町村等とは土地賃貸借契約を、同社とはプロジェクトマネジメント契約や設計・施工契約を結ぶ。
「Trip Base 道の駅プロジェクト」は、積水ハウスとマリオット・インターナショナルが国内の各自治体と連携し、「道の駅」をハブに「地域の魅力を渡り歩く旅」を提案する地方創生への一助を目指す取り組み。
ファーストステージでは2020年秋以降に6府県15ヵ所・約1,000室の規模でロードサイド型ホテルをオープンし、順次全国に展開する予定だという。
ホテルブランドはマリオット・インターナショナルの「フェアフィールド・バイ・マリオット(Fairfield by Marriott)」となる。
設計・施工は積水ハウス(工業化住宅が持つ高品質・短工期の特長を発揮)が担う。
宿泊プランは宿泊特化型とし、食事やお土産は道の駅や地域の店を利用してもらうことで、地元コミュニティと協働しながら地域とのふれあいを最大化するとしている。