【ニュース】 富士急行、開業90周年記念車両を6月22日より運行、大型のキャリーケースを収納できる荷物棚を初めて設置 山梨県富士吉田市

2019.06.18
富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長)は、富士急行線開業90周年記念車両の運行を6月22日より開始する。

富士急行線は1929年(昭和4年)6月19日に「大月」駅~「富士吉田」駅(現「富士山」駅)間の23.3kmが開業。
地元に密着した公共交通としてだけでなく、富士山エリアへの観光輸送も担い、まもなく90周年を迎える。

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開業90周年を記念して運転開始する車両は、外観は市松柄とグラデーションの和モダンを基調とし、世界遺産「富士山」の雄大で優美な姿を金色で表現。
内装も床やつり革など車内随所に木を使用、カーテンとモケット(シート布地)には富士山柄をあしらった、同車両のオリジナルデザインを使用した。
さらに、車内には大型のキャリーケースを収納できる荷物棚を富士急行線では初めて設置するという。

90周年記念車両の車両型式は6000系、編成数は3両×1編成。
運行区間は富士急行線「大月」~「河口湖」間。
6月22日より主に普通列車として運行する。