【ニュース】 大林新星和不動産など、2019年秋に大規模戸建住宅開発全303区画の街びらきを予定、第1工区125戸が全国初のサステナブル建築物等先導事業 大阪府吹田市
2019.06.06
大林新星和不動産株式会社(東京都千代田区、齋藤正博社長)は、大阪府吹田市円山町で大規模戸建住宅プロジェクトを始動する。
都心では希少な第一種低層住居専用地域が大部分を占める風致地区約8haの広大な敷地に、全303区画のスケールで、2019年秋の街びらきを予定しているという。
同物件は、事業主となる大林新星和不動産と、大林組・ミサワホーム総合研究所・大阪ガス・大阪大学・吹田市の産学官が協働。
1年にわたる現地の気象観測や生態系調査を実施し、道路や公園、住棟配置など街区全体をシミュレーションした。
環境データをもとに、風や太陽などの自然エネルギーを活かしたパッシブデザインによるランドプランや、街を冷やす環境技術、電線類を地中化した無電柱の街づくりなど、個々の住まいにとどまらない街全体のスケールで、ここにしかないサステナブルな街を実現するという。
大林新星和不動産は、国連加盟国によって採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」によるSDGsへの取り組みの一環として同プロジェクトを推進。
更に同プロジェクトは、国土交通省よりサステナブル社会を目指すモデル事業として、大規模戸建住宅開発における戸建住宅の新築プロジェクトとしては全国で初めて、サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)にも採択されている(対象は第1工区125戸)。
「(仮称)吹田市円山町 大規模戸建住宅プロジェクト」の所在地は大阪府吹田市円山町76番(旧千里山グラウンド跡地)、交通は大阪メトロ御堂筋線「江坂」駅より徒歩15分、阪急電鉄千里線「関大前」駅より徒歩6分。
開発面積は7万7,456.59㎡、宅地面積は4万9,763.00㎡。
総区画数は303区画(このうちサステナブル建築物等先導事業「省CO2先導型」は第1工区125戸)。
街びらきは2019年秋予定。