【ニュース】 アイビーリンクス、賃貸マンションの共用部を「コミュニティハウス」として運営するシェアスペース事業で2号店を6月に府中市で開設 東京都府中市
2019.06.03
株式会社アイビーリンクス(東京都千代田区、水野功代表)は、賃貸マンションの共用部を「コミュニティハウス」として運営するシェアスペース事業で、2号店「アイビーカフェ ネイバー&ワーク 府中」(東京都府中市)を6月より開設する。
2号店のコンセプトは「懐かしくもあたたかい、昭和レトロな場所」。
同事業では、賃貸マンションの共用部をラウンジ兼コワーキングスペースとすることにより、「働き方改革」や「テレワーク」「地域コミュニティーの活性化」を実現する賃貸マンションの形態を創造し、+αの賃料設定を実現することを目指す。
シェアハウスのコミュニティー性と個室のプライベート性を両立させるという。
2018年1月に運営を開始した1号店「アイビーカフェ ネイバー&ワーク 町屋」では、会員獲得数を順調に伸ばし、2019年5月時点で会員数が330名に拡大。
また、毎月開催される様々なイベントで会員同士が交流し、緩やかなコミュニティーを形成しているほか、駐車場スペースには多様なキッチンカーが出店、施設の利用者に加え、地域の人々も利用しているという。
これまで、マンションにコミュニティサービスを導入するには、入居者から徴収する管理費から運営費を充当する必要があったという。
同事業では、入居者・オーナーのいずれにも大きな費用負担を必要としないスキームを実現。
+αの賃料設定の実現を目指し、オーナーは通常のラウンジ設営費+αのコストで設営可能となるほか、ほどよくゆるやかなツナガリが、入居者の退出抑止効果にもつなげられるとしている。
また同事業では、会員専用SNSの活用やイベントの開催等により、会員による手作りのコミュニティー形成と善意の連鎖が広がる運営などを通じ、入居者もサービスを享受。
「広がる善意の連鎖」では、会員が無償で講師として他の会員に知識を共有する勉強会、会員からの差し入れを施設利用者で分け合う「おすそわけ」制度、不要になった会員所有の雑誌や書籍の施設への寄付などがあるという。
また、「地域への貢献」では、地域に居住する様々な会員にとって有益な「場」を提供、1回利用ごとに1円を地域の社会福祉協議会に寄付し、食事会では地域のお店の食事やお菓子を提供することで地域を知る機会を創出する。
さらに「賑わいの創出」では、駐車スペースに出店するキッチンカーで、弁当・コーヒー・スイーツ等を会員以外の地域住民も購入可能とし、近隣居住者にも屋外イベントへの参加機会を提供するとしている。