【ニュース】 大京、日本初の「Nearly ZEH-M」となる「ライオンズ芦屋グランフォート」を竣工、エネルギー消費量を減らし、エネルギーを創る住宅 兵庫県芦屋市
2019.05.31
株式会社大京(東京都渋谷区、小島一雄社長)は5月31日、日本初の「Nearly ZEH-M(ニアリー ゼッチマンション)」となる「ライオンズ芦屋グランフォート」(兵庫県芦屋市)を竣工する。
同物件は、断熱性能を大幅に高め、高効率設備・システムを導入することで、快適な室内環境を保ちつつ、エネルギーの消費量を削減。
自然の力と先進のテクノロジーを利用することで、大幅なエネルギー量の削減と災害時のエネルギー自立を実現するとともに、入居者の身体や家計、地球環境に配慮し、災害時にも7日間以上にわたる生活持続が可能だという。
「Nearly ZEH-M」の取り組みでは、共用部用と専有部用の太陽光パネルを計733枚設置、太陽光で発電した電力を各住戸の蓄電池に貯めつつ、余剰電力の売電を行う。
また、各住戸に3つの災害時用コンセントを設置、電気やガスの供給が途絶えても電力を継続的に利用可能としたほか、受水槽には
40トンの水を常備、災害時には1戸あたり約500リットルまで利用可能とした。
井戸水は、平常時は植栽の散水に利用し、災害時は各階の散水栓から生活用水として利用可能としている。
さらに生物多様性保全の取り組みとして、敷地内の植栽は在来種を100%使用し、緑地率は20%以上を確保。
「レインガーデン」「エコスタック」「バードバス」「再生材を使用した瓦チップの歩道」等の取り組みを実施する。
「ライオンズ芦屋グランフォート」の所在地は兵庫県芦屋市朝日ケ丘町8番18(住居表示)、交通は阪急神戸線「芦屋川」駅より徒歩17分、JR東海道本線「芦屋」駅より徒歩19分。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上5階地下1階建。
総戸数は79戸(住戸)、間取りは2LDK~4LDK。