【ニュース】 アットホーム、新会社「アットホームラボ」を設立、AI技術の開発と不動産データの分析担当部門を独立 東京都千代田区

2019.05.24
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(東京都大田区、鶴森康史社長)は、データソリューション事業を一層強化するため、
AI(人工知能)技術の開発と不動産データの分析担当部門を独立させ、新会社「アットホームラボ株式会社」(東京都千代田区、庄司利浩代表)を設立、6月1日より業務を開始する。
なおアットホームラボは、アットホームホールディングス株式会社(東京都大田区)を統括会社とするアットホームグループに加わる。

アットホームは1967年の創業以来、様々な不動産情報メディア・不動産業務ソリューションの提供を通じ、全国5万5,000店以上のアットホーム加盟店や不動産関係者をサポートしてきた。
近年は、これまでの事業に加え、ストックしている不動産データを活用し、物件評価サービスの提供や不動産市況の分析、AIにより不動産業務を効率化するシステムの開発など、データソリューション事業の強化を図っている。

不動産業界では現在、テクノロジーを活用してビジネスのやり方を変えていこうとする動き、いわゆる「不動産テック」に多くの企業が参入、業務のIT化が急速に進み始めている。

今回設立するアットホームラボでは、アットホームがこれまで取り組んできた、プライバシー侵害にあたる物件画像の検出をはじめとするAIの画像解析や、物件広告の自然言語解析など、先端技術による新たなサービスの企画・開発を推進。
これにより、不動産関連業務の効率化支援や、新しい不動産探しの提供が可能となる。
また、金融機関をはじめとする様々な業種の不動産データ活用を支援するほか、景況感や賃料・価格動向を調査分析し、情報の発信も行うという。

アットホームラボ株式会社の創業は2019年5月、2019年6月1日より業務開始。
所在地は東京都千代田区内幸町1-3-2 内幸町東急ビル4階。
資本金は3,000万円、従業員数は9名。