【ニュース】 佐川急便とJR北海道、宗谷線「稚内」~「幌延」間で貨客混載事業を4月18日より開始 北海道稚内市
2019.04.12
佐川急便株式会社(京都市南区、本村正秀社長)と北海道旅客鉄道株式会社(札幌市中央区、島田修社長)は、荷物を旅客列車で輸送する貨客混載事業を4月18日より開始する。
佐川急便では、北海道内の集配効率の向上を図るため、列車を使用した貨客混載事業を協働で行いたい意向があり、JR北海道でも、列車を有効活用して収入に繋げることができることから、その実現の可能性について両社で検討を進めてきたという。
今回の事業区間は宗谷線「稚内」駅~「幌延」駅間(片道60.0km)。
輸送列車(平日のみ)は、往路が4326D列車(「稚内」駅10時27分~「幌延」駅11時34分着)、復路が4325D列車(「幌延」駅
10時56分発~「稚内」駅12時08分着)。
往路では、佐川急便稚内営業所の担当者が幌延町で1日に配達する荷物を入れた専用ボックスを稚内駅に持ち込み、列車内に積み込んで、稚内駅から幌延駅まで配送。
幌延駅では幌延町の配送担当者が専用ボックスを列車内から取り降ろす。
復路では、空になった専用ボックスを幌延町の配送担当者が幌延駅から稚内駅に向かう列車の車内に積み込み、稚内駅で佐川急便の担当者が専用ボックスを列車内から取り降し、営業所に持ち帰る。