【ニュース】 新日鉄興和不動産など6社、「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の保留床取得者に決定、国際水準の病院と業務・生活支援機能を整備 東京都港区

2019.03.25
新日鉄興和不動産株式会社(東京都港区、永井幹人社長)・第一生命保険株式会社(東京都千代田区、稲垣精二社長)・関電不動産開発株式会社(大阪市北区、勝田達規社長)・東京ガス都市開発株式会社(東京都新宿区、秋元茂樹社長)・九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)・大成建設株式会社(東京都新宿区、村田誉之社長)の6社は、東京都港区虎ノ門2丁目で独立行政法人都市再生機構が実施する「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の業務棟の施工と保留床取得に関し、特定業務代行方式による競争入札に応募、このほど保留床取得者として正式決定した。

同事業は、虎の門病院と周辺街区の一体的な建替えによる機能更新と、安全で快適な歩行者ネットワークの形成を背景に実施する第一種市街地再開発事業。
国際水準の医療サービスを提供する病院を整備するほか、外国人ビジネスマンやその家族への業務支援機能や生活支援機能を整備する。

同事業にあたっては、隣接する敷地と一体的・段階的に更新を進めることで、病院の機能を停止することなく施設の更新を実現。
周辺地域を繋ぐ交通ネットワークの充実・強化を図る。
都内最高レベルの災害時治療・収容拠点を整備、自立性の高いエネルギーシステムの採用により、災害時にも医療・業務機能を継続できるようにする他、環境負荷の低減も目指す。

業務棟の整備では、虎ノ門・赤坂エリアの価値を最大化する、最高クラスの防災対応力・環境適応力を有するオフィスビルを整備するとともに、周辺の緑と一体化した緑化広場、緑のネットワークの形成により、都心にして潤いのある緑の風景を演出。
また、建物の低層部には「(仮)虎の門国際ビジネスサポートセンター」を設置、オフィスワーカーだけでなく周辺地域住民も対象としたビジネス・生活のサポートを行うとしている。

「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の所在地は東京都港区虎ノ門2丁目105番。
用途は事務所、店舗、業務・生活支援施設、駐車場等。
敷地面積は約2万2,540㎡、延床面積は約18万1,000㎡。
構造・規模は 鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造・地上38階地下2階。
着工は2020年9月予定、竣工は2023年11月予定。