【ニュース】 横河原商工連盟、平成31年度第1回目の横市を4月14日に伊予鉄道「横河原」駅周辺で開催、地域おこし協力隊員も参画 愛媛県東温市
2019.03.14
横河原商工連盟(愛媛県東温市)は、平成31年度第1回目の横市(横河原朝市)を4月14日の8時から伊予鉄道「横河原」駅周辺で開催する。
横市とは、同連盟の青年部が「横河原で朝ご飯を」をテーマに、「かつての横河原商店街のにぎわいと地域の交流をもう一度」という想いで実施しているマルシェ。
地元横河原商店街をはじめ、東温市内や市外から、スーパーや飲食店、ケーキ店、雑貨店、米農家グループ等が出店する。
平成29年度は4月から10月までに計4回開催し、約1,200人を集客、毎回終了時間前に完売店が続出する人気のイベントになっているという。
会場となる横河原商店街は、伊予鉄道横河原線の終着「横河原」駅周辺に立地し、かつては東予方面と松山市をつなぐ玄関口として栄え、映画館などの娯楽施設や銭湯が立地、相撲の巡業が来るなど大変賑わっていた場所。
しかし、現在の横河原商店街は、交通手段や消費者の消費スタイルの変化、大型スーパーの進出等により利用者が減少。
人材や後継者不足によって閉店する商店が増え、平成29年度に行われたアンケートでは、営業店舗が47店舗、空き店舗が16店舗となっている。
こうした中、現在20代から40代の若手商店主(横河原商工連盟青年部)では、自分たちが子どものころに体験した親世代の横河原商店街の賑わいを少しでも取り戻そうと活動しており、横市の開催もその一環。
このような動きに対し、東温市でも、平成28年3月に横河原商店街の空き店舗を活用した多世代交流拠点施設「横河原ぷらっと
HOME」を設置、平成31年度から横河原地区で商店街活性化をメインに活動する地域おこし協力隊員を導入するなど支援を行っている。
今回の横市は、横河原地区担当隊員の初任務となる予定だという。