【ニュース】 日本生命など3社、「中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・運営事業に関する開発事業者募集プロポーザル」の優先交渉権者に選定 大阪府大阪市

2019.02.08
日本生命保険相互会社(大阪市中央区、清水博社長)・京阪ホールディングス株式会社(大阪市中央区、加藤好文社長)・関電不動産開発株式会社(大阪市北区、勝田達規社長)は、大阪市主催の「中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・運営事業に関する開発事業者募集プロポーザル」に3社グループで応募、優先交渉権者に選定された。

中之島4丁目用地については、再生医療国際拠点の実現に向け、大阪府・大阪市や経済界が連携をとり、「中之島4丁目再生医療国際拠点検討協議会」が「未来医療国際拠点基本計画(案)」を取りまとめている。

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同計画は、未来医療の臨床研究から実用化・産業化までを一貫して進める世界に開かれた国際的な拠点として、「未来医療国際拠点」の実現を図り、日本が世界をリードする環境の再生医療をベースに、オールジャパン体制で未来医療技術の産業化とその提供による国際貢献の推進を目指すというもの。

3社グループでは、同拠点を「中之島 Multi-linkS」と銘打ち、未来医療の産業化・国際化の加速に向け、未来医療に関わる人や最先端の情報が集まる「知の循環」を促進する仕組として、未来医療の創造を牽引するR&Dセンター、実践を牽引するMEDセンター、共有を推進する国際フォーラムの3施設を提案。

今後は、3社グループと「(仮称)未来医療推進機構設立準備組織」、大阪市との間で、同拠点の整備・開発事業に関する事業計画書の作成、基本合意書の締結に向け、具体協議を進めるとしている。

施設計画(案)の計画地は大阪市北区中之島4丁目32番12内。
敷地面積は8,600㎡、延床面積は約5万8,000㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上17階建。
竣工年月は2023年10月(予定)。