【ニュース】 和泉市、久保惣記念美術館のコレクションがまちにあふれだすアートイベントを3月21日に公開、2月11日~16日に「予告展」を開催 大阪府和泉市

2019.01.24
和泉市(辻宏康市長)は、アートイベント「和泉市パブリック・クリエイション『ART GUSH(アート・ガッシュ)』」を3月21日に公開する。

同市では、和泉市久保惣記念美術館周辺地域を「美術館のあるまち」として魅力づくり・まちづくりを行う「和泉・久保惣ミュージアムタウン構想」を掲げており、同イベントもその取り組みの一つ。

「GUSH」とは、「湧き出る」「あふれだす」という意味の英語。
約1万1,000点の収蔵品を誇る和泉市久保惣記念美術館から、30点の美術作品がまちに「あふれだし」、自らに込められた「美の物語」を伝えるという設定のもと、各作品をモチーフに創作された壁画を公園や建物の外壁などに制作する。

作品を描くのは、広告業界やアートシーンなどの一線で活躍するプロを始め、障がいをもつアーティスト、イラストレーションを学ぶ大阪芸術大学の学生、和泉市出身・在住のデザイナーやイラストレーターを含む、関西所縁の多彩な顔ぶれのクリエイター30人。
北斎や写楽、モネやゴッホの作品がリライト(再描画)され、まちを彩り、歩いて楽しいミュージアムタウンを実現するという。

公開日の3月21日には、お披露目の式典・イベント、町歩きツアーを開催する予定。
またそれに先駆け、2月11日~16日には和泉市久保惣記念美術館で「予告展」を開催する。
リライトの元となった収蔵品の一部と、クリエイターが描いた作品をパネル展示し、初日の2月11日には「オープニング・プレゼンテーション」として、参加クリエイターによる作品解説などのトークを行う。

「和泉市パブリック・クリエイション『ART GUSH(アート・ガッシュ)』」の公開日は3月21日。
壁画制作場所は、エコール・いずみ、和泉シティプラザ、和泉市水道部中央受配水場、石尾中学校、宮ノ上公園、まなび野橋、のぞみ野自治会館(交渉中)他。

予告展の開催日時は2月11日~16日の10時~16時30分(最終日は16時まで)。
会場は和泉市久保惣記念美術館(大阪府和泉市内田町3-6-12)新館&市民ギャラリー。
入館料は2月11日は無料、12日~16日は一般500円、高・大生
300円、中学生以下無料。