【ニュース】 東ビルエンタープライズ、ライフスタイルホテルの第1弾「hotel it.osaka shinmachi」を2019年春にオープン、コンセプトは「時代を紡ぐホテル」 大阪府大阪市

2018.12.06
東ビルエンタープライズ株式会社(大阪市西区、河野廣利代表)は、同社初のライフスタイルホテル「hotel it.(ホテルイット.)」の展開を開始、第1弾の「hotel it.osaka shinmachi」(大阪市西区)を2019年春にオープンする。

同社は1934年創業の河野商店を原点とし、大阪の商人文化を継承する船場を拠点で繊維業を営んでいたが、現在はホテル・不動産業へと変遷。
同社が初めて手掛けるライフスタイルホテル「hotel it.」は、これまで培ってきたホテル開発・運営のノウハウと、同社のDNAとなっている「紡ぐ力」を掛け合わせたもの。
新たなにぎわいを創出し、地域の価値を高める「地域貢献型ホテル」を目指すという。

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「hotel it.」のコンセプトは「時代を紡ぐホテル」。
土地の歴史や文化をひとつずつ丁寧に紐とき、感度の高い情報力と洗練された編集力で、その街の魅力を未来へと紡ぐとしている。
スタッフは一人ひとりが「編集者(editor)」となり、地域のメディア化を図るという。

ホテルブランド「hotel it.」のキービジュアルに採用したのは、かつて同社が繊維商社だった時代、多く取り扱ってきたタータンチェックの布地。
ブランド展開にあたっては、株式会社I.S.T(滋賀県大津市、阪根利子社長)の全面協力のもと、世界でひとつだけのオリジナルタータンチェックをデザイン、I.S.Tが特許を所有する高機能綿糸「カルメン」を使用し、「it. tartan」を産み出した。

第1弾となる「hotel it. osaka shinmachi」は、大阪メトロ千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅より徒歩2分の立地。

ラウンジ「it. living」では、超音波技術を活用したサラウンドとサウンドシステムを組み合わせた居心地の良い空間を演出、常設のアートウォールで「紡ぐ」をテーマにしたさまざまなポップアップを展開、こだわりのあるパーティやイベントなど、多彩な用途に対応する。
バー「it. bar」は、ラウンジと合わせて、旅行客だけでなくノマドワーカーや地域の人々が気軽に集うことのできる空間。
レストラン「it.dining」では、大阪らしさも取り入れた多彩なメニューを提供する。
客室は、エディターズルームをはじめ、3名で宿泊できるコンフォートルーム、4名~6名まで宿泊できるファミリールーム、居心地の良さを追求したプレミアルームなどを設定するという。

「hotel it. osaka shinmachi」の所在地は大阪市西区新町4-6-
20、交通は大阪メトロ千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅4-A出口より徒歩2分。
フロア構成は1階がエントランス、4階がフロント・ラウンジ・バー・レストラン、5~11階が客室。
客室数は 全160室。
開業は 2019年4月(予定)。