【ニュース】 東急リバブル、りんくうタウンの大規模ホテルで開発型アセットマネジメント事業を受託、「ホテルWBFグランデ関西エアポート」を2020年7月に開業予定 大阪府泉佐野市

2018.11.13
東急リバブル株式会社(東京都渋谷区、榊真二社長)は、大阪府泉佐野市で新たに開発型アセットマネジメント事業を受託した。

同事業は、同社が一部出資するTLS5特定目的会社が宿泊特化型ホテル「ホテルWBFグランデ関西エアポート」を大阪府泉佐野市りんくう往来北で建設するもの。
同社は、プロジェクトマネージャー兼アセットマネージャーとして、開発計画から建築までの一連の工程をマネジメントする。

「ホテルWBFグランデ関西エアポート」は、関西国際空港の対岸に位置する「りんくうタウン」エリアでは最大規模となるホテル開発。
「関西空港」駅からJR関西空港線または南海空港線で1駅(所要約5分)の「りんくうタウン」駅に直結する立地で、近隣にはインバウンド観光客の来場も多い「りんくうプレミアム・アウトレット」がある。

201811131100

関西国際空港の総旅客数は2017年度に2,880万人を超え、3年連続で過去最高を更新。
また、2017年の大阪府全体の客室稼働率は82.4%と全国で最も高く、延べ宿泊者数は3,321万人(全国3位)、このうち外国人が
1,167万人(全国2位)を占めており、今後もインバウンドを中心に宿泊者数の増加が予想され、宿泊施設の供給拡大が期待されているという。

TLS5特定目的会社では、2018年10月に同ホテル用地を取得しており、今後、2020年7月に竣工引渡を受け、投資家へ売却する予定。
ホテルの運営は、株式会社ホワイト・ベアーファミリー(大阪市北区、近藤康生代表)と基本協定書を締結しており、ホワイト・ベアーファミリーからは同事業への出資も受けている。

また同事業は、民間都市再生整備事業として国土交通大臣より認定を受け、一般財団法人民間都市開発推進機構(MINTO機構)の出資を受けているほか、ALL-JAPAN 観光立国ファンド投資事業有限責任組合からも、同ファンド初のホテル開発支援として出資を受けているという。

「ホテルWBF グランデ関西エアポート」の所在地は大阪府泉佐野市りんくう往来北1番833、交通は関西国際空港内「関西空港」駅より1駅(乗車約5分)のJR関西空港線・南海空港線「りんくうタウン」駅直結。
土地面積は2,954㎡(公簿面積)、延床面積は2万9,021.97㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上22階建。
部屋数は700室(15.0㎡~40.8㎡)。
付帯施設はレストラン・ルーフトップバー・温浴施設・会議室・カフェ・コンビニエンスストア・レンタカー店等。
竣工は2020年7月(予定)。