【ニュース】 東急不動産など、ホテル「東急ステイ」を金沢・高山・函館で新規出店、観光都市への出店加速 石川県金沢市

2018.08.16
東急不動産株式会社(東京都港区、大隈郁仁社長)と東急ステイ株式会社(東京都渋谷区、清水竜太社長)、ホテル運営を担う東急ステイサービス株式会社(東京都渋谷区、小先文三社長)は、日本有数の観光都市である金沢市・高山市・函館市で、新たに「東急ステイ」を出店すると発表した。
今回の出店店舗で、「東急ステイ」は全国で30店舗の展開となる。

東急ステイは現在、東京都区内で18店舗、京都市・札幌市・福岡市で各1店舗の計21店舗(3,136室)を展開。
今後2年間では、ビジネス利用に加え、継続的なインバウンド需要の増加が見込まれる京都市(2店舗)・札幌市(1店舗)・福岡市(1店舗)・大阪市(1店舗)での出店を計画しており、2018年6月に発表済みの那覇市(1店舗)に加え、今回発表の金沢市・高山市・函館市をはじめとした、国内における観光需要がより色濃い都市への展開も進めていく予定としている。

観光都市型の「東急ステイ」では、洗濯機やミニキッチンの設置等により、従来の強みである「ホテルにいながら自宅の快適さ」を感じられる客室づくりを目指し、既存顧客の取り込みを図る。
さらに、東急不動産がリゾート事業等で培った、大浴場等の付帯施設による魅力付けのノウハウを盛り込むことで、その街の魅力をより引き立てるホテルとしていく。
滞在価値のさらなる向上を追求する「東急ステイ」を拠点として、利用客の旅がより印象深くなるような、新たなホテル展開を推進していくという。

「(仮称)東急ステイ金沢」の所在地は石川県金沢市南町157番他、交通は「金沢」駅より北陸鉄道バス「南町・尾山神社」下車後徒歩1分。
敷地面積は810.56㎡、延床面積は5,153.19㎡(予定)。
構造・規模は鉄骨造・地上13階建。
客室数は167室(予定)、平均面積21㎡以上、全室2名以上の定員数とする。
開業予定は2019年度冬。

「(仮称)東急ステイ高山」の所在地は岐阜県高山市花里町四丁目301番他、交通はJR高山本線「高山」駅より徒歩2分。
敷地面積は2,097.44㎡、延床面積は9,382.57.㎡(予定)。
構造・規模は鉄骨造・地上9階建。
客室数は212室(予定)。
開業予定は2020年春。
東急ステイの新たな試みとして、露天風呂付温泉大浴場や飛騨高山の食を楽しめるレストランの設置等を予定。

「(仮称)東急ステイ函館」の所在地は北海道函館市大手町22番
44他、交通はJR函館本線「函館」駅より徒歩4分。
敷地面積は2,013.62㎡、延床面積は6,253.88㎡(予定)。
構造・規模は鉄骨造・地上18階建。
客室数は175室(予定)。
開業予定は2020年夏。
最上階に露天風呂付温泉大浴場を設置予定。
隣接する朝市とは朝食提供で提携を図り、地域貢献にも取り組む。