【ニュース】 阿蘇市・阿蘇火山博物館・NECの3者が連携協定、AI・IoTなどを活用し「安全・安心かつ持続可能なまちづくり」 熊本県阿蘇市

2018.07.19
阿蘇市(佐藤義興市長)・公益財団法人阿蘇火山博物館久木文化財団(熊本県阿蘇市、久木康裕理事長)・日本電気株式会社(東京都港区、新野隆社長)の3者はこのほど、阿蘇市や阿蘇地域での「安全・安心かつ持続可能なまちづくり」の実現と、阿蘇市の観光促進の取り組み「然(ぜん)」の更なる活発化を目指し、包括連携協定を締結した。

「然」とは、阿蘇市が2013年から開始した、観光振興のために人をブランド化していく取り組み。
阿蘇ならではのものづくりや環境保全活動等を行っている人々を「然」として認定している。

今回の3者による包括連携協定は、2017年3月に策定した「阿蘇山上観光復興ビジョン」と、同年9月に策定した「第2次 阿蘇市総合計画」に基づき、AI・IoTをはじめとする先進技術などを活用し、災害対策や観光振興の強化に取り組んでいくというもの。
これにより、復旧・復興を加速させ、創造的な復興による「安全・安心かつ持続可能なまちづくり」を目指す。

具体的には、AI・IoTをはじめとする先進技術などを活用し、エコシステムによる「安全・安心かつ持続可能なまちづくり」を検討。
災害対策と観光振興の両立により、世界一安全・安心な火山観光地の実現を目指し、地域企業・団体との共創活動による新しいサービスの創出、阿蘇火山博物館を中心とした防災拠点・観光拠点の強化を図るとしている。