【ニュース】 国際航業、高齢化社会に向けた新しいまちづくりを目指し新会社を設立、高齢者・障害者・子供らが集う、共生型複合施設を2019年春開業予定 宮城県仙台市

2018.06.15
日本アジアグループの国際航業株式会社(東京都千代田区、土方聡社長)は、高齢化社会のモデルとなるまちづくりを目指し、株式会社AiNest(アイネスト、宮城県仙台市、加藤清也社長)を設立した。

アイネストは、国際航業が仙台市宮城野区でまちづくりを進めてきたグリーン・コミュニティ田子西に、高齢者・障害者・子供らが集う、共生型複合施設を整備する(2019年春開業予定)。
同施設の目的は、互いの特性を理解しながら共に支えあい、一緒に活動することで、高齢者の健康寿命延伸などの社会課題解決につなげること。
同取り組みは、厚生労働省のソーシャル・インパクト・ボンドのモデル事業(2017年度計画策定型)にも選定されており、今後、高齢化社会のモデルとなるまちづくりを目指す。

日本は2025年に団塊の世代が後期高齢者になり、世界でも類を見ない超高齢化社会に突入。
これに伴い、医療費や社会保険給付費などの社会保障費が増大すると予想され、これらの財源確保が大きな課題となっている。

社会保障費を抑制するためには、介護予防や認知症予防などに取り組み、健康寿命を延ばすことが必要な施策の一つ。
同社は、こうした社会課題に対し主体的に取り組むことで、安心で安全なみらいのまちづくりにつなげていくとしている。

「株式会社AiNest」の所在地は宮城県仙台市、代表取締役社長は加藤清也氏。
事業内容は、「生活環境、まちづくりにかかるコンサルティングおよびサービス提供」「不動産の管理、運営、賃貸」「農業支援サービス」「食品の生産、加工、販売」「再生可能エネルギーによる発電事業並びに電力・熱等のエネルギー供給、販売に関する業務」、これらに附帯関連する一切の事業。
資本金は3,000万円。
設立年月日は2018年6月14日。
株主および持株比率は国際航業株式会社100%。