【ニュース】 広島県、AI・IoT・ビックデータ等のデジタル技術の利活用に向け実証実験の場「ひろしまサンドボックス」を始動、第1次公募を開始 広島県広島市

2018.06.12
広島県は,AI・IoT・ビックデータ等のデジタル技術の利活用により、これまでにない新しいソリューションを創り出すための実証実験の場「ひろしまサンドボックス」を始動、6月12日より実証事業の企画提案に係る第1次公募を開始した。
県外からも多様な企業や人材を呼び込み、共創による様々な産業の振興と地域課題の解決に取り組む。

第1次公募のテーマでは、「ひろしま未来チャレンジビジョン」が掲げる政策分野を基調とした、同県ならではの課題の解決を優先する。
各テーマは、人づくり(少子化対策、女性の活躍、働き方改革、人の集まりと定着、教育、多様な主体の社会参画)、新たな経済成長(産業イノベーション、農林水産業、観光、交流・連携基盤)、安心な暮らしづくり(医療・介護、健康、福祉、環境、防災・減災、消費生活、治安)、豊かな地域づくり(魅力ある地域環境、瀬戸内、中山間地域、平和貢献)、その他(新たな付加価値の創出や生産性の向上につながるもの)の5テーマ。

応募参加資格は、「ひろしまサンドボックス推進協議会」に加入する民間企業、大学、研究機関、地方公共団体、NPO法人、個人事業主等が4者以上参加するコンソーシアム(そのうち1者以上は広島県内に本社又は主たる事務所を有する者を含む)。
企画提案内容は、提案テーマに係る課題解決のために、AIやIoT等のデジタル技術を活用した実証事業の計画(最長で平成32年度末まで)。

審査については、複数の外部有識者を加えた審査委員会により、第1次審査(書類審査)と第2次審査(プレゼンテーションとヒアリング)を実施する。
審査項目は、新規性、計画性、実現性、展開性、革新性、地域性など。

スケジュールは、6月12日より第1次公募開始、7月13日に企画提案締め切り、審査・採択候補先の選定、8月上旬に選定結果の通知・公表,実証事業開始、9月に第2次公募開始(予定)。

詳細は「ひろしまサンドボックス」HPを要参照。