【ニュース】 あなぶきグループ、ツクルバと協働、自社所有ビルの空きスペースを有効活用し、地域活性化拠点となるシェアードワークプレイスを高松と広島でオープン 香川県高松市

2018.06.06
あなぶきグループ(香川県高松市、穴吹忠嗣代表)は、株式会社ツクルバ(東京都目黒区 村上浩輝代表・中村真広代表)と協働、自社所有ビルの空きスペースを有効活用し、地域活性化拠点となるシェアードワークプレイス「co-ba takamatsu(コーバ・タカマツ)」(香川県高松市)と「co-ba hiroshima(コーバ・ヒロシマ)」(広島市中区)をオープンする。

両施設は、地域のスタートアップチームや建築家、地域で活動するNPOなどがコワーキングスペースとして利用可能。
イベントやワークショップ、セミナー開催等、様々なシーンに活用できる拠点として、地域内外の人が交流し、新しいアイデアや事業・活動の発信地となることを目指す。

あなぶきグループは、主な事業エリアの瀬戸内圏でインキュベーションプログラムに注力しており、中期経営計画でも、オープンイノベーションの推進を重点戦略に掲げている。
今回の取組みは、今年3月に開始したコーポレートベンチャーキャピタル「あなぶきスタートアップ支援ファンド」と連携させ、不動産関連事業をはじめ、介護、人材サービス、観光など、同社グループの幅広い事業領域とも将来的な事業シナジーが見込めるスタートアップチームなどを継続的に支援、互いに協働しながら、新たな事業創出を目指すという。

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「co-ba NETWORK」とは、ツクルバが運営する、全国各地に広がるシェアードワークプレイスのコミュニティ。
「あらゆるチャレンジを応援する」をコンセプトとしたワークスペースに、起業家やスタートアップチーム、デザイナー、プログラマー、編集者、建築家、地域で活動するNPOなど、新しい価値を世の中に提供する様々なジャンルの人々が集まっているという。

働くスペースだけではなく、お互いのアイディアやスキルを共有し、自分たちのプロジェクトを生み出していく場を目指しており、全国各地の様々なバックグラウンドを持ったオーナーとパートナーシップを組み、ローカライズされた多様な拠点を軸に、会員同士を繋ぎ新たなワーキングコミュニティを形成しているという。
2018年6月現在、花巻、一関、気仙沼、郡山、釜石、新潟、渋谷、赤坂、調布、田町、下北沢、池袋、飛騨高山、近江八幡、呉、海士町、鳥取、宮崎、鹿児島にパートナーシップ拠点がある。

「co-ba takamatsu(コーバ・タカマツ)」の所在地は香川県高松市鍛冶屋町6-11、交通はことでん「瓦町」駅西口より徒歩9分、
JR「高松」駅より徒歩16分。
1階は1DAY利用や3時間利用も可能なフリーアドレスで、貸しきりのイベントスペースとしても利用可能。
2階は固定デスクや1~3名の入居を想定した個室をメインとし、多様な人とコミュニケーションをとりながら入居者同士で新たなコミュニティを形成することができるとしている。
入居開始は6月中旬、グランドオープンは7月中旬の予定。

「co-ba hiroshima(コーバ・ヒロシマ)」の所在地は広島市中区基町12-5あなぶき広島紙屋町ビル7階、交通は広電「紙屋町東」電停より徒歩1分、アストムライン「本通」駅より徒歩3分。
ビル7階部分のフロアを個室・固定ブース席・フリー席とゆるやかに3ブースに分けて運用し、月会費の会員制度のほかにも1DAY利用や3時間利用も可能とする。
貸し切りのイベントスペースとしても利用可能で、1フロア70坪の空間を活かし、多様な人とコミュニケーションをとりながら入居者同士で新たなコミュニティを形成することができるとしている。
入居開始は6月下旬、グランドオープンは7月下旬の予定。