【ニュース】 見附市観光物産協会など3者が統合し一般社団法人を設立、「地域として稼ぐまちづくり」を行う事務局長を全国から公募 新潟県見附市

2018.04.12
一般社団法人見附市観光物産協会(新潟県見附市)は、見附市の観光・物産などの振興を行い、「地域として稼ぐまちづくり」を行う事務局長を全国から公募する。
募集期間は5月11日まで。

同市は、南北に長い新潟県の中央に位置し、「新潟のヘソ」と言われ、繊維産業を中心に発展してきた地域。
近年では、繊維産業の他、観光・物産にも力を入れており、年間約100万人を超える来訪者がある「道の駅パティオにいがた」や、年間約14万人が訪れる「みつけイングリッシュガーデン」等の観光素材や、地場産業の市内ニット工場で生産された高品質ニットを格安で販売する共同のファクトリーショップ「プリメイラ」、市内物産品のインターネットショッピングモール「どまいち」、物産アンテナショップ「みらい市場」といった物産資源が出揃ってきているという。

しかし、それぞれの観光物産資源が個々の取り組みとなっているため、相乗効果がでていないことが課題となっていた。
こうした中、同市では、見附市観光物産協会・インターネットショッピングモール「どまいち」・物産アンテナショップ「みらい市場」の3者が4月1日付で統合、「一般社団法人見附市観光物産協会」を立ち上げた。
今回の公募は、その新組織の陣頭指揮をとり、地域として稼ぐ能力のある事務局長を広く募集するもの。

募集職種・採用人数は一般社団法人見附市観光物産協会事務局長・1名。
募集期間は5月11日必着。
契約期間(予定)は平成30年7月1日~平成33年3月31日まで(複数年度契約)。
報酬は年額700万円(税込)。
採用後は、原則、同市内に居住または通勤圏内に居住することとする。

業務内容は、見附市観光物産協会での事業総括と事務局スタッフの指揮・監督。
特に、インターネットショッピングモール「どまいち」と物産販売所「みらい市場」の販売強化、まちなか商店街エリアでの持続可能な新規出店者の増加とまちなか回遊者の拡大、観光事業の収益事業化と日本版DMOの組織立ち上げの準備、同市や地域団体等との連携によるシティプロモーションの強化については重点的に取り組むものとしている。

詳細・問い合わせは、一般社団法人見附市観光物産協会(見附市役所内)まで。